コミニュケーションのいろいろ

佐世保市の小6同級生殺害事件のショッキングなニュースを知り驚きました。
事件が起こって数日が経ち事件の内容が明らかになってきました。
コミニュケーションがそもそもの原因のようです。
パソコンブームが到来して人々のコミュニケーションが昔とは明らかに変わってきました。
一昔前まで携帯電話などなかった時代があったんです。
今思えば好きな女の子と電話でおしゃべりをするときは家に電話をかけていました。
すると家族の人が電話にでて挨拶をして家族の人に対しても会話を交してから彼女と電話をしていたものです。
長電話が青少年の思春期の実態だったんじゃないでしょうか?
今は携帯電話にパソコンの掲示板やチャット、メールなどいろんな形でコミニュケーションがとられています。
特にメールやチャット、掲示板などの文字だけでするコミニュケーションは急速に広がり使われるようになりました。
なぜこれほどに急速に広まったのでしょうか?



人は相手に対して話す時に相手の心境を注意深く察して無意識のうちに話してるものです。
相手の心に傷つけないように、そして自分が傷つかないように・・・
相手の表情や声のトーン、言葉の意味を理解しながら会話を進めていく、これは無意識のうちにやってる行動だと思います。
会話をする事イコール相手を深く観察する事と思います。
しかし、最近のコミニュケーションの手段として急速に広まったメールやチャット、掲示板などでは相手の表情が見えない、声のトーンもわからない、感情が見えない会話になってしまってます。
感情の見えないコミニュケーションほど危険なものはないと思います。
冗談で言ってる「バカ」と本気で言ってる「バカ」は全然違う意味です。
文字で交されるコミニュケーションに危険性があるのはそこだと思います。
そして便利なものの普及で数多い人との生のコミニュケーションが少なくなってきたのも原因と思われます。
自分の子供と真剣に話しをする事もできなくなった親もたくさんいます。その背景に自分が子供と真剣に向き合う事で傷ついてしまうのが怖いからです。
メールだから本音が言える・・・パソコン上だから顔が見えないからなんでも話せる・・・・
逆に言えばメールだからパソコンだから相手の心に鋭く刺すような言葉も言えてしまうのです。
人間は自分を飾って奥底にある自分を守ろうとします。ファッション、化粧、タトゥー、カスタムカー、お金、名誉・・・・・
その一切捨ててまでできる心の会話が人間にとって最高のコミニュケーションや愛だと思うような気がします。